日本ではうさぎ飼育の必需品として専門店やペットショップでも勧められることが多い「ケージ」。
うさぎ用ケージは、うさぎさんが安全で快適に生活できるように設計された囲いになっています。
そもそもこのケージの存在自体にも疑問を感じるところではあるけれど、それはさておき…。
この名称について間違っている情報を多く見受けられるので注意喚起を込めて解説します。
「ケージ」と「ゲージ」の違いとは
「ケージ」とは英語表記すると「cage」=「檻」「籠」という意味であり、「鳥獣を閉じ込めておくもの」とか「捕虜収容所」などの意味合いが強く、「エレベーターの箱」「バスケットボールのゴール」なども当てはまります。
それに対し、「ゲージ」は英語表記すると「gauge」=「ものさし」「線路の幅」という意味になります。日本だと、鉄道模型などでNゲージとかHOゲージなんて使われていたり、編み物の編み地の密度のことを指したりします。
うさぎ飼育用の屋根付きの囲いの正しい呼び名は
つまり、うさぎ飼育用の屋根付きの囲いの正しい呼び名は「ケージ」です。
「ケージ」はうさぎだけでなく犬や猫など他の動物の飼育にも使用されていますが、どの界隈でも間違って認識している方が少なくないようです。
私はうさぎ専門店でうさぎさんをお迎えしたのですが、そのお店のスタッフさんもずっと「ゲージ」とおっしゃられていました。なんとなく「ケージ」と認識していた私は、疑問に思って調べてみたのがこの記事を書くきっかけになりました。
調べれば調べるほど、ペット取扱業者やうさぎ専門店のHPなどでも「ゲージ」と間違った表記をされているものに出会うことは稀ではなく、驚きました。専門店と名乗る以上は正しい知識と情報の提供をお願いしたいなぁと思ってしまいます。日本語だと濁点がついているかいないかだけの違いですが、意味は全然違うものになりますからね。
まとめ
うさぎ飼育用の小屋や天井、屋根の付いた囲いは「ケージ」と言います。
正しい情報を知るということは大切なことだと思うので、気をつけましょう。
うさぎ飼育に関しては、まだまだ研究や情報が足りていないことも多く、日本国内においては間違った情報も多いという話もたくさん聞くので、このブログではできるだけ正しい情報を取り入れていきたいと考えています。
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